滋賀県発行の「サステナビリティリンクボンド」の購入およびSDGsへの取り組みについて

2022年5月12日

お知らせ全般お知らせ

 

 滋賀県信用保証協会は、このたび、滋賀県が発行するサステナビリティリンクボンド(滋賀県第1回サステナビリティ・リンク・ボンド公募公債、以下「本債券」という)を購入することを決定しました。

 

 サステナビリティリンクボンドとは、あらかじめ定められたサステナビリティ/ESGの目標の達成条件に応じて財務的・構造的に変化する可能性のある債券のことを指します。発行体があらかじめ定めた重要な評価指標とサステナビリティ・パフォーマンス・ターゲット(以下、SPT)によって評価され、発行体にSPT達成に向けた動機付けを与える債券です。本債券は、国際資本市場協会(ICMA)が定義する「サステナビリティリンクボンド原則(2020年版)」に適合する旨、株式会社日本格付研究所(JCR)からセカンドオピニオンを取得しております。
 本債券の発行条件と連動するSPTとしては「滋賀県庁にて、2030年度に2014年度比で温室効果ガス排出量50%削減」を設定しています。本債券の購入を通じて、滋賀県のSPT達成に向けた取り組みを支援することで、温室効果ガス削減に向けた取り組みが推進され、SDGsの達成にも貢献するものです。

 


 当協会は、令和4年4月策定の「SDGsアクションプラン」にもとづき、信用保証の供与や経営支援を通じて、中小企業者の皆さまの企業価値向上を目指すとともに、持続可能な社会の実現に貢献していきます。

 

 今後も適切なリスク管理のもと、本債券をはじめとしたSDGs債(グリーンボンド・ソーシャルボンド等)の購入を継続的に実施するとともに、中小企業支援機関としての事業活動を通じ、「経営課題」・「社会課題」・「環境課題」への取り組みを進めてまいります。

 

以上

 

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